小指ほどのキウリが・・
すべて消失・・・ 崖っぷち棚も
こちら・・ 水平棚も
一個もぶらさがってない
3日前に茅原実験農園のキウリ棚を見た時・・
「こりゃ まずい 」と直感が働いた。
キウリは順調に成長、小指ほどのキウリが各苗に多い株で2個、大半の株が実を付けている。
キウリの苗は3か所の棚合わせて百株ほどで、百個以上のミニキウリがぶら下がっていることになる。
本来なら結構なことであり、1週間後はキウリが大量なのだが・・そうはイカんのタコのあたま
これをお猿さん達が見逃すはずがない。
キウリが好きならミニキウリも美味しく食べられる。
キウリの結実が速過ぎて草の生長が追い付かないのだ。
これでは防猿草どころかお猿に丸見えではないか。
スナップエンドウがそうだったように見境なく引きちぎれば株は全滅してしまう。
ミニキウリの摘果を梅親子に頼んだ。
その翌々日、漬物・ピクルスにするのを楽しみに、梅母と桃母が大きなザル持参でミニキウリがりに来ると・・
キウリがなあ~~んにも ないチンゲール
その報告を聞いて お野人がっくり
初戦も始まらないうちからお猿に敗北
直感通り、お猿は翌日やって来てキウリを総なめにしてしまった。
ちょいと遅かった・・ギャンブラー・ムーの恥だな。
草の生長がこれほど遅いとは・・
読みが甘かった我が身を戒めた。
株は踏み倒されてボロボロになっているだろうから植え直さないといけない。
ところが・・・キウリの株は何ともなく、キウリだけが消えていると言う。
お野人の頭にハッピーランプが点灯
豆を直接引っ張ればつるがついて来るほど収穫が難しいが、キウリはそうではなかった。
昨年散々荒らされた時も、つるの大半は無事だったことを思い出した。
災い転じてお多福と成す
お猿さんが摘果を手伝ってくれたようなものではないか。
お猿の摘果だ ホイサッサ~ と鼻歌も出た。
しかしだな・・お猿に知られないよう、つるを千切られない為の摘果だったのだが、つるは無事でも全キウリの配置を知られてしまった。
30頭ほどのお猿さん一行が1週間から10日の周期でやって来る。
防波草は間に合いそうにないから、再度お猿に摘果させるしかない。
小さな株の時期から摘果すれば、つるはさらに成長、寿命も延びるから問題ない。
まあこれでよかったのだ。
最初からキウリを隠して無事であっても、猿が気づかなかったから獲りに来なかったのか、気づいても中に入れなかったのかがわからない。
目的は後者なのだからこのほうがよかった。
互いの手の内を晒すほうがフェアでよいではないか。
隠すだけがモンキーマジック棚ではない。
猿の性格の弱点を突いて入って来られないようにするのがモンキーマジック。
猿が侵入出来ない仕掛けのデータがとれれば大勢の人が喜ぶだろう。
猿を阻害するのではなく、猿が食べる分のキウリの株は道沿いに用意する。
そうすれば猿が来てキウリを食べたことがわかるし、棚のキウリには手が出なかったこともわかる。
どちらも食っちゃったら~・・そりゃあ野人の敗北なのだから、また作戦練り直しだな。
お猿さん相手の農業も視点を変えれば退屈せずに面白い。
まだちょっと早いが、モンキーマジック6号の実験準備を梅母に頼んだ。
何年もお猿に悩まされ続けた梅母は・・
嬉しそうに準備を始めた
ネーチャンズのお猿大作戦
https://ameblo.jp/muu8/entry-12599454616.html