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猪の雑煮と煮物

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野人エッセイす

猪雑煮
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今年2回目の食事
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年度が変った元旦の深夜に猪骨スープを作りながらハードボイルドスペアリブを食べたが、次に食事したのは20時間後の1日夜9時だった。

途中、牛乳、コーヒーにミカンやラクガンは食ったが特に食事したいとは感じなかった。

猪骨スープにレンコン、大根、猪肉を入れて煮込み、別に猪雑煮もこしらえた。

煮物野菜を食べるのは久しぶりだったが、猪味がついていると美味しく食べられる。

雑煮は庭の大根と猪肉と餅だが、猪のあっさりした脂が浮いて抜群に旨いではないか。

猪は味噌で猪鍋が定番だが、臭みのない特上肉は吸い物にも向いている。

同じ仲間でも味も脂も豚とは極端に違い、豚の方が独特の人工的な臭みがある。

昨夜のこの食事から20時間後の今日の夕方5時には猪ハムと鹿ハムとミカンとバナナを食べた。

つまり、猪骨肉、猪肉、猪ハム鹿ハムと、この二日間まともな食事は3食だけで、空腹に耐えかねて食べたわけでもなく、お口が淋しかったからだ。

せっかく猪骨スープをとったのだから何か色々作らんとなあ・・・・

作れば美味しく食べるが、米は昨年の30日からまったく食べていない。

この一ヶ月間、あまり米も野菜も食べず6割は猪だったが、体もうんこも軽く・・空腹感もなく絶好調だ。

毎回食べる猪肉は少量だが、この調子なら数日間食べなくても腹は減っても普通に動ける。

米も麦も野菜もない大昔の人もこうだったのだろう、野人理論の実験で食い続けてあらためて猪の凄さを思い知ったな。

猪は日本人にとっては最強の「生命食」であることは間違いないだろう。

海も大地も食いまくって来たが、これほど露骨に効果が表れる食材は他にない。

特に脂肪は猪が冬を乗り切る為に貯め込んだエネルギーの元。

少量で体力を保つスーパーサプリのようなものだ。

食事量も炭水化物も極端に少なくて済むから「猪脂肪」は最強のダイエット食品ではなかろうか。

代謝が正常になり空腹感もないから我慢もなく、うんこや冷え性で悩むこともない。

うんこで悩まなければ美容にも役に立ちそうだ。

常識では肉の脂肪は不健康の象徴だが・・逆だ。

その象徴は人が不自然なエサで作り上げた脂肪であり、そればかり食べて不健康になるなら、「間違っている」ことを証明しているようなものではないか。

人間は効率の良い高脂肪高カロリーの食材を本能で求めるように出来ている。

それらは少量で事が足りるからであり、なければ他の食材で補うのが本来の暮らし。

身体に良いからと、豊富な食材だけでなくあらゆる健康食品まで規則正しく摂って悪化の一途をたどるなら「すべて間違っている」と言うことであり、体の負担も相当なものだ。

無病息災の「シシ舞い」も案外そんなところから来たのかもしれんな・・・

1日1食、むーさんは毎日シシ食って舞っている。




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