東京からやって来たむー農園収穫体験とおまかせスペシャルランチコース希望の6名をもてなした。
その中の2人は昨年8月の講習会以来だ。
農園で野菜収穫後、活きたアカウニの割り方を教え、1人2個を自分で割って食べさせた。
次ぎは活きた大型ヨシエビの剥き方を教え、1人2匹を生で食べさせたが、どちらもまな板の前の立ち食い・・・かぶりつき
これがまた面白くてやめられないのだ。
お行儀よく座って綺麗に盛られたものを食べるのも楽で良いが、こんな野蛮なことは野人ビレッジでないと体験出来ない。
前菜が畑での野菜の立ち食いなら、ウニとエビ、たんぱく質の立ち食いは「前たん」だな。
指でちょん切った海老の頭もから揚げにしていただいた。
アカウニはウニの王者、最も濃厚で甘く、海女さんが潜って捕って来る。
野人は中高生の頃、潜る度に磯でこのウニを食べていた。
ヨシエビは車海老の仲間で、伊勢海老よりも甘い。
食卓はスズキ生ハム、キジハム、猪ハムや牡蠣とスズキ卵のスモーク、タコ刺し、バイ貝の煮物、猪ロース炭火焼、タコ飯などで飾られたが、この日のメインは活き穴子料理だ。
活きた肉厚大型穴子を4匹、2キロ近く使い、皮付き焼き霜造り、天ぷら、白焼きで出した。
穴子の素晴らしさは香り
穴子のイメージが変るほど香り抜群、プリプリリア~ンな歯ごたえ・・ジューシーで鼻の穴もお目々もキンキラキン
香り高い穴子の活きが食べられる店はほとんどない。
ジャンプして脱走する巨大な穴子を捕まえ、一気におろす野人に歓声が上がり、綺麗な白身によだれが下がる。
円月殺風景の秘技「プリプリリア~ンカット」は冴えわたった。
君達・・包丁に噛みつくほど勇敢に戦った
南無阿弥穴子・・
多彩な料理はすべて旨かったようだが、穴子の白焼きと天ぷらと猪がアカウニと活き海老を制してこの日の味のチャンピオンに輝いた。
前菜では大人気の協生野菜サラダも、最高の動物性タンパク質には勝てない。
デザートは小粒な野生のビワとヤマモモで、ビワは市場の立派なものより甘く大好評。
どちらも山から野人が採取して来たもの、残りは土産にすべて持ち帰った。
水出し荒茶と煎茶も大好評で飲み尽くし、土産にどっさり買っていただいた。
マリンビレッジの木からもいで食べていただいた完熟スモモも市販のものとは異なり甘味濃厚。
塩作り体験の後、ムータニック号と上陸舟艇ムータニックⅡを案内、夏のキス釣りと磯遊び、タコ狩りコースに闘志を燃やしていた。
昨年8月講習会
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旨い赤ウニの季節
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ウニゆかば 喜ぶ野人
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美味 ヨシエビの塩ゆで
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ハモ アナゴ 豪華天丼
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穴子の焼き霜造り
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穴子の白焼きと煮穴子
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穴子の種類と知識
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